デザイナーココだけのおはなし。 > 第五弾「リバティ」 |
普段は聞けないデザイナーの思いやこだわりが詰まった商品開発の裏側をお届け。
第5弾では、革の良さが存分に味わえる、「リバティ」シリーズ製作への想いをお聞きしました。
天然素材の風合いと質感を活かし、日常的に持てるけどオリジナリティもあり、
長く使ってもらえるようなバッグを作りたいという想いがありました。
そんな時に革屋さんの紹介で、出会ったのが「東北産原皮」でした。
東北産の革は、厚みがあって肌目が細かく、モチっとした質感が特徴。
その革質をお客様に味わってもらえるよう、シンプルに仕上げることで、
革の良さがより一層引き立つデザインに落とし込みました。
これまでDakotaの中では、メンズとレディースの線引きがハッキリとした商品が多かったのですが、
「ジェンダーにとらわれないモノがあってもいいのでは」という考えが常に心の中にありました。
そこで、「リバティ」シリーズでは、ユニセックスをイメージした新たなラインに挑戦。
ベルトデザインなど、ミリタリーな要素を織り交ぜつつも、トレンドに左右されず、
様々なスタイルに寄り添ってくれるバッグを作り出しました。
最初に作ったのが、このトートバッグ。正面のベルトデザインにこだわりがあります。
通常のデザインだとベルト全体を縫い付けるところを、
リバティでは、あえて途中に隙間を空けています。
新聞などを差し込むイメージで、少しメンズライクな雰囲気を醸し出しました。
縫製が難しくなりますが、ひと手間加えることで、
シンプルながらも、Dakotaにしか出せない独自のテイストを実現しました。
革そのものの質感を存分に活かしつつ、新しいスタイルへの表現に挑んだ「リバティ」シリーズ。
あらゆる人が使いやすいよう、トートバッグをはじめベーシックな形をチョイスしています。
ぜひ、商品ページもチェックしてみてください。
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